腰痛、どうにかなりませんか〜?
確かに腰は痛いけど、何処が痛いかわからないって
言われてもこちらも困ってしまう。
病院でヘルニアだから腰が痛くなるとか、
狭窄だから痛くなるとか……
筋肉硬いから痛くなるとか…….色々。
なんだか、こじ付けのように言われても納得できないらしく
最近は怒りながらグチをこぼす人もちらほら…..
痛い場所は?って聞いても腰の横あたりとか、
真ん中あたりとか
腰の付け根あたりとか
背中に近いところとかさまざま。
マッサージや整体には通ってるけど一向に良くならない
その場しのぎだから諦めてるとか、痛くなった原因とか
心当たりが無いなどと慢性的に痛いらしい腰!
「先ずは 、ダイエットしようか?話はそれからだ!!」
と、言いたい位、肥満の方が多いい事!
お腹周りに10kg位の重り付けているようなものだし
お腹が大きくなれば体の中心軸が当然前に移動するので
体が前に倒れないように体を支えて立つためには、
背中をそらしてお腹を突き出す感じの姿勢を取って、
バランスを取るから腰の筋肉にかなりの負担がかかります。
腰が痛くなって当たり前!
そうは言っても現実的に今、痛いから何とかしないとね。
腰痛で主に痛くなる箇所
先ずは、骨格から腰椎(背中側)
赤丸の部分の隙間が何らかの原因でなくなり椎体自体の可動域が無くなった場合や椎体が左右に斜傾状態に変位してる場合隙間が無く引っかかった状態で無理矢理に動かす事で周辺の筋肉に過大な負担が掛かる事で筋肉が痛んできます。
主に腰痛、ギックリ腰他
骨がぶつかってるなら痛いんじゃないの?って思うかもしれませんが痛みを感じる神経は筋肉にしか無く骨にはありません。なので周辺の筋肉にストレスが加わる事で痛みを生じます。
仙腸関節(背中側)
仙腸関節(前側)
仙腸関節は他の関節と違ってほんの少ししか動きませんが、隙間が無くなったり逆に隙間が開きすぎると様々な症状が出てきます。腸骨(仙腸関節両サイドの大きい骨)の位置が前後上下に多少の変位が出る事で、よく言われる「骨盤がゆがんでるね」「足の長さが左右で違うね」って聞き覚えがありませんか?
別に骨が歪んでいるわけでは無いんですよ。
主に、腰痛、ギックリ腰、仙腸関節痛、足のしびれ、などなど他にも下半身にまつわる症状は沢山あります。
次は筋肉
腰の真ん中あたりが痛い時は大体、多裂筋が何かしらの影響を受けて痛くなってる事が多い。腰の椎体が斜傾になってると多裂筋の下にある回旋筋にも負荷が掛かって両者で痛くなる。
腰方形筋も過度の屈曲による負荷が掛かると黄色で囲った部分の付着筋が炎症を起こし痛みなどになる。付着筋は筋肉の伸縮がさほど無いの筋肉中の老廃物の排出が出づらい分、溜まると厄介です。
大きい赤丸で囲った部分は脊柱起立筋で最長筋、腸肋筋の靭帯部分、長時間屈曲した時に伸びきって腰を戻した時に縮む時に痛くなる場所です。中腰で作業などをして腰を伸ばした時に痛くなる場所です。
梨状筋が硬くなる事で梨状筋の下を通る坐骨神経が圧迫された時に痺れや坐骨神経痛を伴う事が有ります。上の図の1番の黄色い丸で囲った部分。
双子筋の2番の黄色い丸で囲んだ部分は坐骨神経の一部が入り込んでいるので入り込んだ部分の筋肉が硬くなると神経を圧迫したり神経を傷つけて痺れ、鈍痛などを引き起こします。
坐骨神経が入り込んでいる人、入り込んでいない人、それぞれいます。
で、この筋肉の上に更に大臀筋が被さりますので、大臀筋とその下の梨状筋、双子筋に坐骨神経がサンドイッチ状態となり、両者の筋肉が硬くなっている場合、坐骨神経が更に圧迫されて、鈍痛、坐骨神経痛に更に拍車が掛かります。
こうなると腰の何処が痛いのかわからない状態にもなりますので日頃のボディケアは大切です。
日常動作で腰が痛い時の目安
普段、股関節や太ももに痛みや張りがある場合、L1、L2
膝が普段から痛い場合、L3
座った時に痛くて座ってられない場合、L4
立っていると痛くなる場合、L5
体を前屈すると痛くなる場合、L1、L2、L3
体を屈曲すると痛くなる場合、L4、L5
それぞれに痛い場合、椎関節L1〜L5にズレが生じている場合がありますので目安にしてみてください。
そのほか病気によるものや内臓疾患でも腰痛を引き起こしますので長期に渡って症状が良くならない場合は一度、整形外科での診察をされてみてください。
概ね痛くなる場所をざっとあげてみましたが、該当する部分はありましたか?
ただ、殆どの腰痛の場合、生活習慣、職業上によるものが占めていますので普段の何気ない動作や姿勢を見直してみては如何でしょうか?
腰の筋肉に負担をかけない事、姿勢は正しくね。
お腹の出ている人は痩せよう!
太っていても害はあっても利はないぞ!
アメリカでは太っていると自分を管理出来てないとして
出世にも響くみたいだよ。
腰痛を何とかしたい方は筋弛緩法を試してみて下さい。
腰痛に対する考え方が変わってしまうかも知れませんが、
Youtubeに動画が結構上がってるので参考にしてみて!